日本庭園の魅力
庭園とは、人工的に造られた庭の事で、訪れた人が歩いて楽しむのに樹木を植えたり、池や噴水、花壇等を人工的に造っています。
日本庭園を訪れた時の楽しみ方は庭園を順路に沿って歩いたり、自由に散策しながら風景の変化、地形の起状や園路の変化を感しながら歩くだけで楽む事ができます。
基本的な庭園様式や様々な手法、技法を知り、庭園の奥底にある考え方や、庭を造った人の思いを感じ取る事ができたら、より一層日本庭園を楽しむ事ができる様になります。
また、訪れた人の、その時の状態や、季節、気候、時間や周りの環境によっても庭園の見方は変わってくるので、何度訪れても、違った事を感じる事ができます。
日本庭園の種類としては、寝殿造り庭園、浄土式庭園、枯山水、書院式庭園等があります。
寝殿造り庭園は、平安時代に作られた庭園で中国から伝えられた建築様式で、左右対象の様式となっており安定感やつり合いが取れている庭園で、神泉苑、嵯峨大覚寺等がこの様式となっています。
浄土式庭園は、平安時代に人々が極楽浄土に住生を願う思いで造られた庭園で、代表的なものとして、平等院、浄瑠璃寺、毛越寺 等があります。
枯山水は鎌倉から戦国時代に造られた庭園で景石を滝を表現し、白砂を敷いて水を表現する様式となっています。
大仙院、竜安寺等がこの様式となっています。
書院式庭園は安土桃山時代に書院建築にふさわしい庭として造られており、巨大な庭石と色彩豊かな色石とを多く使用してのが特徴となっています。
代表的なものとして醍醐寺三宝院庭園、西本願寺大書院庭園等があります。
日本庭園の特徴
日本庭園は、沢市の兼六園、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園が有名で日本の三大庭園と言われています。
後楽園は戸時代中期1687年に着工し、14年後の1700年に完成した林泉回遊式借景庭園となっています。
特徴としては芝生が多い庭園で、古来庭園と言えば苔を多く使用されていましたが、後楽園は日本で最初に芝生を取り入れた庭園と言われています。
また庭園内には花菖蒲畑、梅林や桜林、新緑や紅葉の美しいカエデの森、茶畑等があり四季折々の美しい風景を楽しむ事ができます。
兼六園は、1676年に第五代加賀藩主だった前田綱紀が金沢城の一部として造った言われてる池泉回遊式の庭園です。
特徴としては、春夏秋冬それぞれに違った味わいがあり、季節ごとに様々な風景を楽しむ事ができます。
特に12月頃から行われる雪に備える雪吊は冬の風物詩として有名で、雪の風景も楽しむ事ができます。
そして、霞ヶ池を渡る石橋を琴に見立てて徽軫をなぞらえた徽軫灯籠は、兼六園を代表する風景となっています。
偕楽園は、1841年に水戸藩第九代藩主徳川斉昭が造った庭園です。偕楽園を造った目的は、弘道館で文武修行する藩士の休養の場とすると同時に、領民
と偕に楽しむ場にしたいという思いから偕楽園と命名したと言われています。
特徴はやはり梅林で、広さ約13ヘクタールに100種3000本の梅をはじめとして、つつじや萩がたくさん植えられています。
毎年2月下旬から3月下旬に「水戸の梅まつり」、5月には「つつじ祭り」、9月に「萩まつり」等のイベントもあります。